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赤司電機株式会社は、発電機負荷試験装置・ロードバンク、クリープ試験機、負荷抵抗器、金属抵抗器などを開発するエキスパートです。
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可飽和リアクトルとは何か、弊社の古い資料を使って分かりやすくお話します。

可飽和リアクトルとはどんな装置であるか説明した39年前(1968年)の古い資料が弊社にあります。「船舶用交流発電機負荷試験用/可飽和リアクトル設備設計指針」(昭和43年7月16日作成)です。四隅が赤茶けたA4サイズの青焼きで、表紙・別紙合わせて全19頁です。当時の社名「赤司電機器製作所」(現在は「赤司電機株式会社」)と所在地「北九州市」(現在は「遠賀町」)が表記されており、歴史を感じさせます。

弊社の古い資料(1968年作成)・表紙


今回は冒頭部分の引用です:


はじめに

 船舶用発電機はNKおよびロイド規格等では遅れ力率0.8で試験することという規定がありますが、従来船内試験をする場合に遅れ力率0.8となるような適当な負荷がなかったため水抵抗器等で力率1.0にて試験していたのが実情のようである。これでは実際の負荷と合わないし、規程上不具合であるため上記水抵抗器と併用して可変リアクタンスとして可飽和リアクトル装置を用いれば自由に遅れ力率の負荷が得られ規格通りの試験ができる。また遮断器および過電流保護リレー等の働作試験も、可飽和リアクトルにより電流を加減して自由にできる。このような用途に用いる可飽和リアクトル装置について述べ各位のご参考に供したい。

弊社の古い資料(1968年作成)・はじめに


※文字使い・改行などを一部修正しています。力率については、前回の電機こぼれ話「力率:RLC三兄弟と寄り道の話」をご参照下さい。

(次回「その2」に続く)

掲載:2007年1月22日

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